仕事獲得

アラフォーwebデザイン初心者が仕事獲得しやすい方法5選

こんにちは、フリーランスデザイナーのちえみです。

webデザイナーを目指してスクール等で学習してスキルを身につけたのは良いものの、そのスキルをどうやって仕事に結びつけたら良いか分からず困っていませんか?

この記事では、webデザイナーとして活躍するための第一歩になる「デザイン初心者向けの仕事の獲得方法」5つをお伝えしていこうと思います。

デザインスクールは基本的に技術習得がメインなので、その後の仕事を獲得する方法まで教えてくれる所が少ないんですよね。教えてくれたとしてもサラッと話して終わりだったり、実績のあるデザイナー向けの仕事獲得方法だったりとさまざま。

私もフリーランスになったばかりの時は、どうやって仕事を見つけてこれば良いのか分からず、“仕事の探し方を探す”という無駄なことに時間を費やしていました。

皆さんには私のように無駄なことに時間を使って欲しくないので、ぜひこの記事を活用してデザイナーとしての第一歩を軽やかにスタートさせてくださいね!

会社員やアルバイト感覚で探すと見つからない

勉強して一通りスキルが身につくと、いよいよ仕事探し!となりますよね。

ですが、求人サイトなどで探してみると希望に沿う求人がなかなか見つからないのではないでしょうか?

見つからない理由は、ただ1つ。

探し方間違えているから。

まず、あなたはwebデザイナーとしてどんな働き方をしたいですか?

きっと、

  • 在宅や好きな場所で働きたい
  • 勤務時間は自分で自由に決めたい
  • 家族の都合に柔軟に合わせて働きたい

などといった理想を持っている人が多いと思います。

しかし、一般的な総合転職サイトに掲載されているのは、基本的に「フルタイム勤務」「出社」を前提とした正社員・契約社員雇用をしたい企業が大半です。

一方で私たちが希望している自由な働き方というのは、正社員や契約社員ではなく「業務委託」雇用で実現しやすいものとなるので、総合転職サイトと根本的に需要と供給がマッチしないのです。

だから私たちは、業務委託契約の求人がある所で探すのが仕事獲得の近道になります。

探す前にコレを準備しておこう

業務委託求人のある媒体で探すと言いましたが、探して希望に合った募集を見つけても、採用してもらえないと意味がないですよね。

そして、デザインのスキルを身に付けたとはいっても実務は未経験。

同じレベルのデザインスキルでも、やはり経験者と比べると採用される確率は下がってしまいます。

では、未経験でも採用してもらうにはどうするのか?

それは、ポートフォリオを準備してから求人に応募することです。

ポートフォリオとは、経歴・実績・サンプル作品など、自分の実力を相手に提示するためにまとめた資料のことです。

履歴書等に自分のスキルや得意なデザインジャンルを書いていても、文章だけでは採用する側にはデザインレベルが正確に伝わりません。

また、同じテーマの作品でもデザイナーごとに雰囲気やテイストが異なるため、ポートフォリオの作品を見た上で、採用側が求めているイメージのデザインを作ってくれる人を選びたいと思っています。

なので、デザイナーとして仕事を取る上かなり重要なポイントになるポートフォリオは、必ず作成しておきましょう。

ポートフォリオを作成するときは、以下のポイントを押さえると相手に自分のスキルが伝わる魅力的なものになります。

  1. 多種多様な作品を載せる
    バナー、チラシ、サイト、ロゴなど出来るだけ様々な種類の作品を載せましょう。「バナー専門」など1つに特化しようと考えている人以外は、色々なデザイン制作ができることをアピールした方が採用されやすいです。
  2. 作品の説明を載せる
    ただデザインした作品を載せるだけでなく、どんな意図で作ったのかなどの説明を一緒に掲載しましょう。それらを盛り込むことで作品の価値も高まり、自分がどんな考えでデザインを作っているかが相手にも伝わります。
  3. 制作時間や使用ツールを載せる
    作品それぞれに使用したソフトウェアや制作にかかった大体の時間を載せましょう。また作品とは別に、使用できるツールやスキル、各デザインにかかる時間などをまとめて掲載しておくと親切です。
  4. 相手が見やすい動線設計にする
    今はポートフォリオが作れるツールやサイトがあるのでデザインを学んだ人なら割と簡単に作成できますが、ただ作品を並べていくだけだともったいないです。実際に相手と対面して説明するなら、どの順番でスキルや作品を説明していくと自分の良さが伝わるのか?と考えながら、作品や自身の説明を載せていきましょう。バナー作成の求人に提出するポートフォリオなら、バナー作品を多めに前の方に掲載する、など提出先に合わせて順番を入れ替えるのも効果的です。

ぜひ上に挙げた4つのポイントを意識しながら、自分らしいポートフォリオを作ってみてください。

初心者デザイナーが仕事をGETしやすい5つの方法

ポートフォリオが作成できたら、いよいよ仕事を探します。

実務未経験で実績が全く無いうちは、小さな案件から始めていって実務経験を積んでいくことを1番に考えて探していきましょう。

未経験でも仕事が見つかりやすい方法は以下の5つです。

  • クラウドソーシングで探す
  • 在宅、ママ向け中心の求人を取り扱う求人サイトで探す
  • 知人等から紹介してもらう
  • 自分で直接営業をかけにいく
  • SNSを利用する

どう活用していくのか、それぞれ順に説明していきます。

クラウドソーシング

副業する人が増えた近年では、「クラウドソーシング」という言葉が聞かれるようになってきました。

クラウドソーシングとは、インターネット上のサイトにメンバー登録して、サイトに公開・募集されている案件を探し、案件ごとに契約をして仕事するというもの。

代表的なクラウドソーシングサイトといえば以下の3つが有名です。

どのサイトも無料で登録できるので、サイトごとに案件の内容や種類などに違いがあるので、複数のサイトを試してみて自分にあった仕事の多い所を見つけてみましょう。

クラウドソーシングは個人企業問わず仕事の募集を出せる事もあり、誰でもできる簡単なアンケート回答から専門的なスキルの要る仕事まで多種多様です。

また、職種だけでなく依頼の方式もいくつかあるので、仕事内容と併せて依頼方式も見ながら仕事を探していくことになります。

毎日新しい仕事が出てくるので、最初は受注しやすい低単価のものから少しづつ実績を作っていき、ポートフォリオを充実させていきましょう。

ポートフォリオが充実すると、単価の大きい仕事に応募しても受注しやすくなっていきますよ。

在宅、ママ向け中心の求人を取り扱う求人サイト

一般的な総合転職サイトだと「フルタイム」「週5勤務」など正社員向けの仕事ばかりになりますが、中には子育てママ向けの求人サイトもあります。

例えばママワークスでは、主婦向けの在宅ワークや副業案件をメインに取り扱っているので、未経験でもOKだったり、働く場所や時間などを自由に設定させてくれる企業が多数掲載されています。

また、スキル0だったりどんな仕事が出来るのか分からず悩んでいる人でも仕事を獲得できるように、サイト運営事務局によるキャリアカウンセリングシステムがあるので相談しながら仕事を探せます。

こちらに掲載されている仕事は中長期に渡って継続的にできる仕事が多いので、パートのような働き方をしたい、毎週ある程度まとまった時間を仕事に充てられるという人にはオススメの探し方です。

知人等からの紹介

自分の周りにフリーランスとして活動していたり、お店や会社を経営している知人がいる場合は、その知人に声をかけて仕事を紹介してもらう方法もあります。

知人経由または直接仕事の依頼をもらえれば、知らない企業と関わるよりも安心して業務のやり取りや流れを掴むことができるので、いきなり企業とやり取りするのが不安だという人にはオススメです。

スキル習得中から知人に「今こんなスキルを身につけていて、こんなものが作れる」「◯ヶ月後にwebデザイナーとして活動を始める」などと前もって伝えておくと、知人の知人にも紹介してくれるなど横に展開しやすいので、出来るだけ早めに声をかけておくと良いでしょう。

自身で直接営業

今までに営業経験があったり、元から人とコミュニケーションを取るのが好きであれば、ポートフォリオを持って自分で色んなところに営業をする方法もあります。

例えば行きつけのカフェや美容院だと、店員さんと雑談する機会もあるでしょう。

雑談の時に自分がデザイナーとして活動を始めたことを伝えてみると、そこから話が広がって仕事につながる場合があります。

また、求人募集していない企業でもメール等でこちらからアクションを起こすと、「実はデザイナーを探してて…」と反応してもらえることがあります。しかし実績が少ないうちは相手にしてもらえないことが多いので、企業への営業は実績を積んでからが良いと思います。

個人経営のカフェやサロンなどだと、実績が少ないうちでも依頼してもらえることが多いので、話すのが得意な人は行ったお店で軽く営業トークをしてみるもの手段として考えてみてくださいね。

SNSで仕事検索、自身で依頼募集を呼びかけ

営業に近い手段ですが、話したり自信を売り込むのが苦手な人にはSNSを使った仕事獲得もオススメです。

インスタグラムやX(Twitter)で自分の仕事用アカウントを作成し、アカウントを運用しながらお客様からの問い合わせを待ったり、SNS上の検索機能で仕事を探して応募することができます。

この場合はポートフォリオだけでなく、時間をかけてSNSの運用も行わないと仕事獲得につながらないので、スグに働きたいと考えている人には不向きな方法です。

また、SNSは無料でできる反面、同業者アカウントも多数あるので、ただ何となくで運用していては仕事を得られません。

そのため、仕事を獲得するためのSNS運用方法を学んでから活用する方が良いです。

今はネットで検索しながら独学で運用方法を知ることもできますが、資金に余裕があるなら、リモラボSAKIYOMIなどといったSNSマーケティングに特化したスクール等で学ぶとより確実に成果が出やすいです。

スクールに通うと成果が出やすい他に、各スクール生のコミュニティなどがあるので、そこから人脈が広がったり仕事紹介につながる可能性が増えるというメリットがありますよ。

まとめ

デザインスキルを習得して仕事を探す段階になったら、いきなり探すのではなく、ポートフォリオをしっかり作り込んでから自分にあった方法で探していきましょう。

ポートフォリオがあっても実務未経験では大きな仕事を取るのは難しいですし、応募しては落ちる…を繰り返していると自信もなくなってしまいます。

なので最初のうちは低単価だったり簡単な作業の仕事をこなしたり、知人の依頼を無償で受けてみたりと、とにかく数をこなして実績と自信を積み上げて行ってください。

コツコツと積み上げていくことで、少しずつ高単価の依頼だったり相手側から依頼が舞い込むようになり、自分が理想としていた自由な働き方に近づいていきますよ。